サーフトリップ スンバワ
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先月、スンバワ島に行ってきました。
最近では珍しく、昨年に引き続き2年連続
昨年、あまりの波の良さに衝撃を受け、半ば強引に地元の波乗り仲間二人を誘っての旅
スーパーサック、スカーリーフ、トロピカル、リトルビンギン、レフトハンダーばかりだけど、世界のトップサーファーが、こぞって、やりに来る波。
実際去年はボルコムチーム(カメラマンと合わせて5人)とほぼ一緒の日程だった。
彼らのライディングは、ここのいい波とシンクロし 、スタイリッシュで最高だった、でも、それ以上に感動したのは、海や、陸での彼らの紳士的な振る舞い。
彼らの惚れ惚れするライディングを陸から眺めていて、上手さにも感動したけど、さらに驚いたのは、その波を消費するペース。
波はバンバン来てるのにセットの波は1枚も余ってない。。。過去の経験から、今行っても、いい波は余ってないな〜回ってこないなぁ〜と思いつつも、
彼らのライディングを間近で観れればと、行ってみた、すると、俺にビンゴの波がすぐに回ってきた。。。ん?、たまたまか?と思いつつも
何度もいい波が回ってくる! よく観察していると、俺にビンゴのいい波は、奥にいても、あんま手をつけてこない!!
ちゃんと、みんなに波が回るような動きをしてくれていた。
昔、台風のホームブレイクで、日本人プロサーファー5〜6人に真逆のことをやられたのを思い出す、人間性もサーフィンのレベルも段違いだなぁ〜と。
同じリゾートに滞在してたので、レストランで何度も顔を合わせるんだけど、大抵の場合、彼らが先に笑顔で挨拶してくる。
彼らの振る舞いに感動したんで、帰ってボルコムウエアを買おうと思ったんだけど、っていうか純粋に欲しいという気持ちなったんだけど、
残念ながら気に入る物が何もなかった。。。
波も波のバリエーションもロケーションも最高で、おまけに空いてるという、3拍子揃った環境で、さらにご飯も美味しい。
ただ、遠い。。。というか、アクセスが悪い、たどり着くのに2日かかる、それが空いている理由の一つでもあるんだろうけど。
途中、二人にまだ着かないのか!?と、ブーブー言われて気付く、というか思い出す。。。
(俺の意識はすでに天国に到着しているので、その途中の都合の悪い過程はすっかり忘れてしまっていた)
確かに遠い。。。
やっとたどり着いて、10ヶ月ぶりに、その美しいビーチを目の前にした時、
昨日までもここに滞在していたような、10ヶ月前の最終日の、まるで次の日みたいな、
デジャブとはまた違う不思議で、悪くない感覚に支配された。
いつだか誰かが「思い出はいつも綺麗だけど、それだけじゃお腹が空くわ♪」って、
歌ってたけど、まさにその美しい思い出が作る、その空腹感を満たしたいという「思い」
また美しい体験で心を満たしたい、そして満たすために
今ここに立っているんだというのが、瞬間的に頭の中を駆け巡った、
すべての事は繋がっているという、すぐに消えてしまう感覚を伴いながら。。。
そして、「そのとき」は、すぐそこまで迫っているという期待とか興奮とか不安とかが、
その不思議な感覚と入れ替わるように交錯した。